1月28日、29日の2日間、三笠市より依頼を受けて三笠高校の生徒と三笠市民の方を対象に味噌作り教室を行いました。
三笠高校は、市立高校としては珍しい食物調理科のある高校で、生徒たちに活気がみなぎっていました。
今回は、フードコーディネーターの白井が先生となり、みそ作りを体験してもらいました。
1日目は三笠高校の調理師コースの生徒20名を対象とした教室。
教室が開始になると生徒たちは白井先生の話をメモをとりながら熱心に聞いていました。
実習に入るとさすがは調理師コースを専攻しているだけあって、皆手際よく、また丁寧に作業をしていました。
(合間合間にちゃんと使用済みの用具を洗浄片付していましたよ)
出来上った味噌は、18㎏で4樽。秋まで同校で寝かせておきます。
出来上がりが楽しみですね。
2日目は、市民向けの教室。
生徒が白井先生のアシスタントと料理担当に分かれて教室をおこないました。
参加された市民の皆さんも、楽しく作業をしていました。
「昔は家で味噌を作っていたんだけどね~」
「(大豆を潰す作業が)いい運動になるわ」
と高校生との会話も楽しみながら味噌作りをしていました。
高校生も昨日教わったことを元に参加者に説明したり、作業を手伝ったりしていました。
☆食育の枠を超えて、とっても良い世代間交流だなぁと感じました☆
今回は、参加者の皆さんに3㎏づつの味噌をお持ち帰りいただきました。
味噌作りのあとは、料理担当の生徒が作った味噌を使った料理をいただきました。
メニューは大豆・味噌を使った料理で、
・里山汁
・大豆の煮物
・魚の味噌漬け
・白米
里山汁は香りづけに柚子が添えられていたり、大豆の煮ものは炒った大豆を水に浸してから煮たり、魚の味噌漬けに山椒がふられていたり、レンコンはかざり切りがされていたり・・・
どれも大変美味しかったですよ。
市民と生徒の会話も弾み、とっても良い雰囲気でした。